「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」(ローマ 10:10)
神様は一方的な愛と恵みによって、私を罪の暗闇から聖い愛の光の中に救い出してくださいました。どんなに感謝してもし尽くせない私の人生の最高の恵みです。
私の祖母、両親はみなクリスチャンで憐れみ深く優しかったですが、厳しく叱られることがなかったので、私は自分の思いを強く通す非常に自己中心的な者に育っていきました。自分が誰よりも賢くて、美しくありたいと思いました。
そのような者でしたから、15才の時友人はみな私から離れていき、非常に孤独な日々を送るようになりました。
けれども神様は私を見捨てることなく、毎日力強く「わたしはあなたを愛している。」と語り続けてくださいました。それと同時に神様は私の心を照らされ、神と人を愛することのできない貧しい心であることがよくわかりました。
ある夜、神様は救われるための祈りをするよう、私を導いてくださいました。まず、いつも日曜学校で教えていただいた「罪を言い表す」ことを思い出させてくださいました。泣きながら罪を告白しましたが、心は何も変わっていませんでした。しかし、その後、神様は私の心に「イエス様が十字架で死んでよみがえられたことを心から信じなさい。そして、それを口で告白してみなさい。」と優しく励ましてくださいました。
私は神様の言われるとおりにしてみました。すると頭の先から足の先まで電気が流れたような感じがすると共に、今までのすべての罪が赦されたこと、神の子にしていただいて天国へ行けること、神の愛が心に与えられたことがはっきりと分かりました。私はその時あまりにうれしくて、両手を挙げて飛び上がりながら神様に感謝していました。
現在、60才になりましたが、神様のすばらしさを知れば知るほど喜びが増し加わり、あふれています。神様からの最高の恵みである罪からの救いを、多くの人に大胆に宣べ伝える者でありたいと思います。
T・K