2020/5/4

  先日、匿名で、マスクを牧師宛に、教会に送ってくださった方がいました。この時期にマスクのプレゼントは、大変助かりました。

聖書の中にこうあります。

わたしの弟子だというので、この小さい者たちのひとりに、水一杯でも飲ませるなら、まことに、あなたがたに告げます。その人は決して報いに漏れることはありません。」(マタイ10:42 )

またこうもあります

 『さあ、わたしの父に祝福された人たち。世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです。』すると、その正しい人たちは、答えて言います。『主よ。いつ、私たちは、あなたが空腹なのを見て、食べる物を差し上げ、渇いておられるのを見て、飲ませてあげましたか。いつ、あなたが旅をしておられるときに、泊まらせてあげ、裸なのを見て、着る物を差し上げましたか。また、いつ、私たちは、あなたのご病気やあなたが牢におられるのを見て、おたずねしましたか。』すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』(マタイ25:34-40)

またこうも言われています。

 「あなたは、施しをするとき、右の手のしていることを左の手に知られないようにしなさい。あなたの施しが隠れているためです。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。」(マタイ6:3,4)

 

  その方は、この御言葉の通りに行われたのですね。主は、その方のことをご存知です。その方の上に、神様の恵みと祝福がありますように。


 

2020/4/17

新型コロナウィルスが猛威を振るっている今、こんな質問を受けました。

「このコロナウイルスが神様の御意志なのか、教えて頂きたいです。不安でいっぱいです。今は耐えるしかないです。」

この質問は、この方だけでなく、多くの方の思い、不安でもあるのではないでしょうか?

 

私はこうお答えしました。

「神様のご意思ではなく、人間の高ぶりの罪ゆえ、神様も許すしかなかったでしょう。なんでも自分たちでできると人は思っているようですが、地震、災害、疫病の前に本当に無力さを教えられています。それでもパロ王のように、苦しくなっては謙るが、ほとぼりが冷めると、また心を頑なにする。いつの時代も、人は同じ道を歩んでいますね。」

 次の日に、こういう答えも付け加えました。

「おはようございます。昨日の説明ではご理解できなかったでしょうか?ただ、一人子の命をかけて人類と和解しようとされた神様が、悪意をもって、また高いところからの権限をもって懲らしめてやろうと、このようなことを送っているように思うのは、神様を悲しませることになると思います。親子間のことに置き換えて考えてみてください。子供たちがそれぞれの道に歩んでいる、誤ったことをし、愚かなことをし、その結果としての所業を受けているとします。それは親のせいですか?親がそのように仕向けたことなのでしょうか?いいえ決してそのようなことを意図したり、図ったりするようなことはしません。むしろ、うっとおしがられても、苦言をし、道を正すことを言うのが親です。それでも道を選ぶのは、子です。このような説明でいかがでしょうか?今の事態を一番憂いているのは神様の方ではないでしょうかね。」